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実家を受け継ぎ、ゾーン断熱で生まれ変わった暮らし

After
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Before
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Process
Process
Process
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  • 構造木造在来2階建て
  • エリア九州
  • 既存築年 2002年
  • 改修竣工年月2024年
  • 敷地面積257.00㎡
  • 延床面積142.45㎡
  • 金額 1,300万円

断熱

等級
5
省エネ地域区分
7地域
UA値
改修前 1.88w/㎡・K
改修後 0.58w/㎡・K
(改修前の3.20倍に向上)

本物件は施主自身が住み暮らした家を親から受け継ぎ、断熱リノベーションを行った事例である。
結婚し、子宝にも恵まれ、賃貸では手狭になったとき、実家を親子間売買で受け継ぐことができた。
自身の住み慣れた家は随所に杉板の腰壁があり、とても柔らかい雰囲気が気に入っており、広さも申し分なかったのだが、全くの無断熱住宅だったため夏は暑く冬は寒かった。
これから小さな子供たちと共に永い時間を過ごす環境としては過酷だった。
『自分が育った家を断熱リノベで生まれ変わらせることが出来たらこれから快適な暮らしが出来るのでは?』との思いでリノベーションを決意。
色々なプランを検討していく中で、予算の範囲で優先順位を整え、温熱計算を基に断熱の計画を行った。今回は2階建ての1階部分は下屋の天井、壁、床、窓の断熱を計画し、二階は寝室と子供部屋のみなので開口部にプラマード設置のみの断熱計画とした。
工事前のUa値は1.88であったが、リノベ後は1階部分のUa値が0.58(断熱等級5)まで向上。約3.2倍の性能向上となった。
2階は断熱施工は行わず、開口部のプラマード(Low-E遮熱ペア 樹脂枠)のみの施工であったが日射取得に優れていることもあり、極寒の真冬の夜でも暖房無しで過ごせるほどであった。
リノベはもちろん断熱のみではなく、間取りの編集や設備機器の更新も行い、特に広くなった玄関とリビングは家族のお気に入りのポイントに。
家事導線を考え、使い勝手が悪かった納戸を家事室に、隣の洋室をファミリークローゼット兼ランドリールームに変更したことで、洗濯・乾燥・収納の導線が良くなり、家事負担軽減にもつながった。
リノベーション前後で家族の暮らし方が大きく変化し、今まで過ごした大切な家がこれから家族と共に愛し続けることができる家に生まれ変わった。
断熱リノベで得た快適な暮らしをこれからも継続していきたい。

After リノベーション後

キッチンも一新し、空間のテイストも変更
元の和室はブラックチェリーのフローリングをリビングから貼り伸ばし置き畳で和室としても活用できるように 長押や真壁、床柱は残し昔の面影を
広縁だった部分を書斎に変更。デスクワークしながらも家族の様子が見えます
広くなった玄関には大容量のシューズクロークを設けて使い勝手と開放感の両立を
納戸から家事室に変更し、作業台の上にガス乾燥機を設置することで、乾燥した洗濯物を畳んで隣のファミリークローゼットへ収納する導線となり使い勝手が向上した

Before リノベーション前

木をふんだんに利用した柔らかな空間
和室の続間で広さはあるが使い勝手があまりよくなかった
玄関正面に収納扉がお出迎えなので、開放感ある玄関へ変更
日当たりの良い奥の広縁は物置状態だったため、書斎へ変更
導線の悪かった納戸は家事室へ変更

Process リノベーション施工中

床断熱(ミラフォームλ50ミリ)
壁断熱(高性能グラスウール16k厚み85)
浴室サッシをAPW430に変更
外壁面壁断熱(高性能グラスウール16k厚み85)

Plan 間取り

Before リノベーション前

After リノベーション後

Company 企業紹介

株式会社 大城

【10年先も笑顔で暮らせる未来を描く
〜物件から物語へ〜】
私たちが大切にしていること、それは『お客様ひとりひとりの笑顔を作る』こと。
創業以来、曳家をはじめ公共工事など、「まち」と「暮らし」を作るお手伝いをしてきました。その中で私たちが携わる全ての物事には「物語」があると考えています。 「古きを活かし、新しきを創る」受け継がれてきた想いや技術を基に、これから先、まずは10年後、20年後の未来を考え、「まち」や「暮らし」に貢献できる企業を目指します。すべてはお客様の笑顔のため。

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