- 耐熱
- 持ち家リノベーション・リフォーム
- 首都圏
未来を拓く ヴィンテージマンション性能向上リノベーション
- 構造鉄骨鉄筋コンクリート造
- エリア首都圏
- 既存築年 1987年 (築37年)
- 改修竣工年月2025年5月
- 敷地面積0.00㎡
- 延床面積110.63㎡
- 金額 1,800万円~2,000万円
断熱
- 等級
- 5
- 省エネ地域区分
- 6地域
- UA値
- 改修前 1.60w/㎡・K
- 改修後 0.52w/㎡・K
- (改修前の3.00倍に向上)
- エネルギー消費性能(太陽光発電なしの削減率)
- BEI= 1.18 (削減率 118% )
After リノベーション後
断熱改修によりUA値0.52を達成し、夏冬を通じて快適な住環境へと再生したヴィンテージマンション。玄関や廊下は大理石やエコカラット、リビングダイニングや寝室にはウールカーペットを採用し、素材感にもこだわりました。大きな開口部には内窓を設置し、開放感と快適性を両立。水まわりやキッチンも刷新し、上質なデザインと日常の使いやすさを兼ね備えた住まいへと生まれ変わりました。
Before リノベーション前
築36年のヴィンテージマンション最上階住戸。西日や寒暖差の影響を強く受け、夏は暑く冬は寒い住環境でした。外壁は無断熱に近く、床はカーペット直貼り仕様で断熱性能が不足。ベッドルームでは冬の冷え込みに悩まされていました。玄関は内廊下に面して大きな寒さはないものの、仕上げや空間の質感に古さが残っていました。快適性と性能の両面で改善の余地が多く、断熱改修を含むリノベーションが求められていました。
Process リノベーション施工中
既存の内装を撤去し、天井や外壁まわりを露出させた状態から工事を開始。外壁・柱型・界壁・水まわりに至るまで部位ごとに断熱材を使い分け、隙間にはウレタンを充填するなど、細部まで丁寧に施工しました。特に最上階住戸特有の西日や寒暖差への対応として、ネオマフォームを中心に断熱補強を徹底。快適性と省エネ性の両立に向け、確実な下地づくりを進めています。
Point 技術的なポイント
断熱材の厚みと居住空間のトレードオフを踏まえ各所を検討。
床はRC直貼りカーペットを改良し、ハイクッションとウールカーペットを組み合わせ、UA値0.52と快適で豊かな暮らしを実現。
Plan 間取り
間取りの骨格は維持しつつ、水まわりを中心に細部を最適化。大規模な変更を加えずに、断熱改修とあわせて快適な暮らしを実現した。




















築36年RCマンション最上階住戸を断熱改修。
西日と最上階特有の暑さや冬の寒さを改善し、内窓設置と設備更新。断熱性能を高め、上質な素材で快適かつ豊かな暮らしを実現。