- 耐震+断熱
- 中古物件購入+リノベーション
- 中国
紡ぐ家
- 構造在来木造住宅
- エリア中国
- 既存築年 1985年 (築39年)
- 改修竣工年月2020年1月
- 敷地面積181.82㎡
- 延床面積93.99㎡
- 金額 1,500万円~1,800万円
断熱
- 等級
- 5
- 省エネ地域区分
- 6地域
- UA値
- 改修前 1.23w/㎡・K
- 改修後 0.50w/㎡・K
- (改修前の2.50倍に向上)
耐震
- 上部構造評点
- 改修前 0.70
- 改修後 1.40
After リノベーション後
お家全体をまるごと断熱リノベーションする事で空間を広く活用できる様な間取りにしています。また玄関ホールや廊下など冷房や暖房をしない場所を小さくして、リビングなどの空調をするお部屋を大きく取る事で小さなエアコン一台で大きな空間を冷暖房できる様に工夫をしています。
Before リノベーション前
リノベーション工事前のお家は寒い場所が多く、廊下や水まわり、窓際などの室温がとても低いお家でした。各部屋のつながりもなく、大きな空間を活かしきれていない間取りでした。
Process リノベーション施工中
耐震補強工事は既存の筋交いなどを活かしながら金物などで補強を行い、不足している耐力を合板補強を行いました。断熱改修は気流止め等を施工してしっかりと断熱材が効く様に施工しています。
Point 技術的なポイント
室内側の壁を全て解体して壁や床、天井、窓の断熱化を行い、同時に耐補強も室内側から施工を行いました。2階の窓は2重サッシでの断熱化を行いコストダウンしながら高断熱化を行いました。
Plan 間取り
大きな和室が二つ続いた古い間取りのお家でしたので和室を大きなLDKにして開放的な間取りにしました。将来を見越して1階に寝室になる洋室を設けて、2階は子供室になる様にしました。暖かいリビングから水まわりやトイレ、階段などにアクセスできる様に工夫をしてヒートショックの少ない間取りになる様にプランニングしています。
若い子育て世代のお施主様がご実家の近くに中古住宅をインスペクションをして購入し、耐震補強、断熱改修などの性能向上リノベーションを行った施工例です。中古住宅を購入する場合の不安要素の一つである劣化状況を購入前に見極めて、私たちと一緒に安心できる中古住宅購入を目指して進めたプロジェクトです。不安要素の中の耐震性は事前の診断と補強工事で安心をお届けし、快適性の不安要素である断熱性能は新築同等の断熱性能を確保しました。新築同様の性能を確保してコストを抑えてお家を購入できる仕組みになります。