- 耐震+断熱
- 九州
- 戸建て
- 中古物件購入+リノベーション
海を臨む糸島の高性能な家(法適合までの道程)
2025年度
特別賞受賞
- 構造木造軸組工法2階建て(既存ログハウスは丸太組工法)
- エリア九州
- 既存築年 1990年
- 改修竣工年月2025年3月
- 敷地面積 1106.00㎡
- 延床面積 344.73㎡
- 金額 8,191万円
断熱
- 等級
- 5
- 省エネ地域区分
- 6地域
- UA値
- 改修前 1.54w/㎡・K
- 改修後 0.47w/㎡・K
- (改修前の3.20倍に向上)
- エネルギー消費性能(太陽光発電なしの削減率)
- BEI= 0.35 (削減率 65% )
耐震
- 上部構造評点
- 改修前 0.25
- 改修後 1.50
After リノベーション後
Before リノベーション前
Process リノベーション施工中
Point 技術的なポイント
・断熱性能
基礎断熱:外周立上り、べた基礎全面
押出ポリスチレンフォーム3種
(カネライトフォームE3)t=50
壁:吹込み用繊維質断熱材60kg(セルロースファイバー)t=105
屋根:吹込み用繊維質断熱材60kg(セルロースファイバー)t=200
窓:APW430/431,APW511,エピソードⅡ、APW330 (YKKap)
ドア:M30顔認証自動ドア(YKKap)
・耐震性能
木造軸組み工法 許容応力度計算 耐震等級3
基礎:べた基礎、一部地中梁、スラブコンクリート補強
壁:面材耐力壁あんしん つくば耐力壁(株式会社タナカ)

























【性能・施工内容】
既存の丸太組工法のログハウスに、違法な増築がされておりました。未申請建築で容積率を超えており、ブロック基礎が存在したり、自然公園法のセットバックラインも超えたりしている物件でした。それらの違法増築部分は解体して、ログハウス部分は「残したい。だけど大幅に変えたい!」という熱い想いに応えるべく立ち上がった増改築プロジェクト。不適格な部分を適法とするための施工状況報告書から始め、開発不要証明願や地区計画、建築確認、自然公園法等いくつもの許可申請のハードルを乗り越えるために数か月を要した案件。
また、高断熱化する時の要件で施主希望の「セルロースファイバー」を屋根と外壁に使用し、基礎は外周立上りとべた基礎全面に敷き込み、全館空調の建物とした。
外部建具は高性能サッシ(APW430)を主体として、1階リビングの窓は大開口スライディングサッシ(APW551)を使用しています。耐震性能に関しては、許容応力度計算を行い耐震等級3を確保する。そのため、構造的に弱くなりやすい吹抜け部分にはキャットウォークとなる梁や高耐力ブレースを設け、水平力を確保した。
【施主様ご要望】
計画地は東側に海が臨める位置にあり、その眺望を生かせるよう大開口。そして高性能な建物であること。
空間を構成する素材はアレルギー対策として自然素材。床等劣化せず雰囲気を楽しめる素材感としてタイルや無垢を使用。色合いはブラックを基調とした。
【プラン決定のポイントと工夫】
海を臨める外部への「解放感」と内部空間の「抜け感」を大切にした空間提案を重要視した「高性能住宅」
【施主様ご感想】
2件目の家で初の自由設計で考える建物となり、自らの集大成が実現できた建築物として満足されている。